シンパパ孤立むえん!

4歳娘との日常を漫画にしています。

カテゴリ: しごと

030_2ヶ月以上滞ったワケ_half


ま、仕事ないって事は
レイオフの危険と背中合わせなんですけど(涙

これらのコースは、講師も社内で働いている人です。
うちの会社は工学系大学と美術系大学を卒業した人材が混在しているので
それぞれ教えられる事を教え合う感じです。
こういうアカデミックな雰囲気も、海外企業で働く大きな魅力の一つだったりします。


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以下、一応解説を入れますが、マンガを楽しんでいただけたなら

それだけで嬉しいので読まなくてもいいです :-)



今回は番外編として、僕の体験した範囲での海外の残業について書きます。

といっても、僕が働いたことがあるのは日本、アメリカとオーストラリアの映像業界だけですので

国の数、業種の数だけ例外もあると思います。あくまで僕の見た範囲の話です。



まず最初に、誤解しないでいただきたいのですが、このマンガは

「海外でも無茶な残業してるんだから、日本は特殊じゃない」

・・・と言いたいわけではなく、むしろ正反対です。



一番の違いは、ストレスの少なさです。




なぜストレスが少ない?


この時、僕は寝てる時間以外、徒歩15分の会社に篭ってずーーーっと働いていたのですが

それでも精神的なストレスはかなり低かったです。


・・・いや、そんなことないか。

「上司が嫌だ」「あの同僚全然仕事できない」といったストレスは全く無かったです。

代わりに「このソフトが動かない」「ひどい設計だ」「すべて壊れてる」とか、

そういうタイプのストレスと戦っていました。

これはまぁ、イライラはするけど、病んだりはしません。



上司は常に気を使ってくれるし、怒ったり怒鳴ったりなんてもってのほかです。
マンガ内の上司の「◯ァック!」発言はすべて、彼より上の人たち(とシステム)に向けたもので、部下は常に褒めちぎります。
 

それでも上司と合わないと思ったら、スーパバイザーに訴えれば違うチームに変えてくれますし、

本当に問題だと思ったら、上司の方を解雇します。

(マンガ内で解雇された方は12ヶ月後、違う国でちゃっかり次の会社見つけてました。雇用の流動性!)



この会社は残念ながら上手く回っていませんでしたが、従業員が快適に仕事できるように、

できることが何でもやっているんです。仕事量が内部で処理できる量を超えていたのは明らかだったので、

最後まで人員募集はかけていたし、外注先も探していたし、配給会社と交渉だってしてました。



オーストラリアの外の人材は、就労ビザを発行しないと働かせることはできません。

これは数ヶ月必要なので、映画の締め切りに間に合わせるには、

もう国内から人材を見つけるしかないのです。



というわけで、後半はもう国内から手当たり次第に雇っていました。でも残念ながら焼け石に水。

そこまでした上で、残業してくれとお願いしてきてるのです。きちんと割り増しでお金を出して。



それでもストレスを和らげようと、従業員全員に10万以上する椅子を与え、

朝夕食事、バスでの帰宅サポート、医師、うるさいといえばヘッドフォン支給。週末はビールとワイン、チーズ。

少しでも従業員をサポートする姿勢を見せるし、それが会社が「かっこいい」と世間に見せたい姿なんです。

従業員をこき使って、残業代出さないなんて、会社として恥ずかしくて隠したくなる様な事です。




嫌なら辞める



もちろん それでも会社のやり方が不満なら、拒否するなり辞めてしまえばいいんです。


マンガ内で「最低75時間の労働!」と言われてますが、嫌なら嫌だと言っていいんです。

日本と違って嫌味を言われたりしません。親身に聞いてくれる(姿勢は見せる)と思います。


ただ、僕らは若くて体力もありましたし、お金も欲しかったし、何より既にもっと働いてたので

ブーブー文句は言いつつ、結局拒否した人はいませんでした。


それでも辞めるなら、間違いなく、「いなくなるなんて残念だよ」的な言葉をもらえます。

次の会社への紹介状だって素晴らしい言葉を羅列して書いてくれるでしょう。


だって嫌々働くなんて、お互い気分悪いですしね。




本当にストレスがないの?


小さい会社だと、こちらでも無理を言われるケースがあると、

現地の人達も言っていましたが

新卒でそういうところで経験を積んだら、さっさと辞めて

大会社にステップアップするのが定番です。

やはり従業員をそいういう扱いしては人が残らないのです。



倒れてしまった女性は、上司からプレッシャーをかけられたのではなく

自分の仕事をうまくやれないと、同僚に奪われてしまうという恐怖心でオーバーワークしていました。

人の仕事を奪って、手柄と残業代を稼ごうという輩もいます。

(日本の「あいつが足手まといで手伝わされた」みたいな話と真逆ですね)


しかし、全員給料が違うし、誰も自分の給料は言いませんから、

「だれが給料に見合った仕事をしてるか」は誰もわからないんです。

なので人のことはあまり気にしません。




日本はどうするべき
 

すべて欧米式にすれば丸く収まるわけではありません。

大変な改革が必要になるし、だれもが幸せになるわけでもありません。

能力の無い人は、何をやっても即クビになる辛い世界になるでしょう。

でも、クビにならなくても、会社で「ダメなやつ」といじめられるなんて、

それも幸せとは言えないような。


日本が日本人に合った幸せを見つけられることをいつも願ってます。 

今はとにかく、会社に残るのがカッコイイとか必然といった考えを

一人一人が改めるところから初めてはどうでしょうか。

016_休日出勤_half

うちの娘には大不評ですが、同僚の奥様方には大絶賛のこのサポート、
日本でも是非普及して欲しいですね!シェアして広めてください(笑)

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